
旭 康昭(あさひ やすあき)
ぶどう作りのきっかけは、約20年前に京都の村おこしに携わった際の出会いでした。全国各地でぶどう栽培を学びながら、試行錯誤を重ね、やがて「天橋立ぶどう」というブランドを確立。しかし、新たな挑戦と地域活性化への想いを胸に、能勢町に移住し、ぶどう園を開園しました。「ひと口食べると思わず笑顔になる」そんなぶどうを目指し、一本一本の樹に愛情を込めて育てています。また、地域の農家と協力しながら、新たな商品開発や食品ロス削減の取り組みを行い、能勢町の魅力を全国に発信しています。
この美しい里山を守り、未来へと繋ぐために。 ぶどう作りを通じて、皆様に幸せなひとときを届けられたら幸いです。
夢ぶどうを通して皆様の笑顔が見たい
大阪のてっぺん、能勢町。山々に囲まれ、川が流れ、自由な鳥たちが空を舞い、呼吸すれば季節の花々、草の香り、土の香りが広がる。ここは、ゆっくりとした時間が流れ、癒しの空間が広がる特別な場所。
家族が集い、いつでも帰って来れる「ふるさと」をつくりたい。そう想い、自然豊かな「能勢町」に移住しぶどう園を始めました。
ぶどうを大切に育てながらこの里山の美しさも守り、そして次の世代へと「想い」を繋いでいきたい。
『夢ぶどう』を通して私達にできることを。


安心安全なものをお届け!
ぶどうは、小さなお子様から年配の方までみんなから愛される果物。
当園では有機肥料を中心に使用。
種無しぶどうに必要な、ジベレリン処理を行っていますが出来る限り、農薬を使わないようにする為日々、見回りをし病気や害虫をいち早く見つけ手で取る作業を欠かしません。

新鮮なぶどうをお届け!
お客様に新鮮なぶどうを味わって貰いたい。
だから、朝一番に収穫。
新鮮なぶどうの実に付いている白い粉『ブルーム』が消えないように一房ずつ丁寧に包装。
朝採りの瑞々しいぶどうは格別!

甘い、大粒、大房!
房に栄養がしっかり行く様に房の数を厳選。
実が大くなると、押し合って潰れてしまうので実が小さいうちにハサミで摘粒(てきりゅう)し美しい逆三角形の形に整えていきます。
棚の上で完熟させ、一番甘い時期に出荷。

糖度を上げる「ぶどう根域制限栽培」
あさひファームでは、果実の品質を向上するため「根域制限栽培」を行なっています。具体的には、容量が決まったポットの中にぶどうの木を植え、根が張る範囲を制限して栽培します。そうすることで、毛細根が増え根の表面積が多くなるとともに、水分ストレスを調整することができます。
このような「根域制限栽培」では、色みと糖度のよい高品質のぶどうが育ちます。当ファームが育てたぶどうの糖度は、最低でも18度から高ければ25度にも達します。品質にこだわって育てられた甘いぶどうをぜひご賞味ください。
根域制限栽培の様子



大阪最北端、能勢町の「地産地消」にこだわる
大阪府は能勢町の直売所で、朝採りのぶどうを一房一房丁寧に検品して、お顔を合わせてお客様にお届けして参りました。現在では、より多くのお客様にあさひファームのぶどうを味わっていただくために、お引き合いをいただいた地元の百貨店やホテルにも直接卸していますが、これまでと変わらず「地産地消」にこだわって販売しています。
また、大阪の農業は平地が多い南部で盛んですが、あさひファームは大阪最北端の能勢町で運営しています。その地域的な特殊性から高校や大学とも連携して農法研究、農業教育を行っています。私たちは、地域での生産と販売にとどまらず、地域を代表する商品づくり、地域に根ざした教育まで視野にいれて「地産地消」に取り組んでいいます。


eco-grape
「大阪エコ農産物」の
認証取得済みのエコぶどう

「大阪エコ農産物」とは、大阪府内で、農薬と化学肥料の使用を通常の半分以下に抑えて栽培された農産物のことです。
「みどりの食料システム法」に基づき創設された制度で、環境負荷低減に配慮した農産物が認証されます。
ぶどうの栽培では、防除のため一定回数農薬の散布を行いますが、あさひファームでは通常の約1/3に減らすことで当認証を取得いたしました。
おかげさまで、2025年大阪・関西万博にも出品させていただくこととなりました。